Grandfather’s Journey
Allen SayのGrandfather’s Journeyという絵本を読みました。
子供向けの本ですが、なんだか読んでいてじんとしてしまいました。
和装が当たり前の時代に洋物のコートを着て、世界を見るために 日本を飛び出したひとりの男性。汽車や汽船、ときには自分の足で北米を探索し、多くの人々と出会い、旅をすればするほどもっと色んなところへ行ってみたくなり、故郷のことなどすっかり忘れてしまっていた。やがて日本人のいいなずけと結婚し子供にも恵まれる。長い年月がたってふと気がつくと、故郷が懐かしむ思いが消えず、とうとう日本に帰ることにした。故郷で幸せな日々を過ごしながらも、Californiaの自然を忘れることはなく、望郷の思いに似た感覚を抱き続ける・・・。絵本の著者であるその孫も、日本で生まれ育ちながらも、若くして渡米して今に至っている。彼は亡き祖父の思いを理解し、今になって彼をよく知り、彼がいないことをとてもさびしく思っている-というお話です。
The funny thing is, the moment I am in one country, I am homesick for the other - この一文は多くの人が思い当たる感覚なんじゃないかな。別に外国に住んでいなくても、衝動的にこういうノスタルジックな思いにかられることってありませんか?少なくとも私は共感できます。今はアメリカにいるので、よりわかりやすい状況にあるというだけで。同じ日本の中でもそういう思いってありました。
どこに住みたいとか、どちらがいいとかいうことではなくて、なんだかこれからの自分の人生に思いをはせずにはいられない、そんな絵本です。
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