JUNO
Five Frontでのディナーの前に、JUNOを見てきました。アカデミー賞でも作品賞を始めいくつかの部門でノミネートされていた話題作(結果はBest Original Screenplayのみの受賞)。

あらすじだけをサッと読むと、なんだか先の読めそうなラブコメディだと思ってしまいそうな作品ですが、この映画はストーリー以外のDetailがとても良いです。いい意味でかなり期待を裏切られました。
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望まない妊娠をしてしまった16歳の主人公のJunoは、子宝に恵まれない夫婦に生まれてくる子供を引き取ってもらうことを条件に、出産することを決意する。妊娠が発覚してから出産までの間を、Junoと、子供の父親であるボーイフレンド、家族、赤ちゃんを養子縁組する30代の夫婦達、それぞれとの微妙な関係を軸に描いた映画。

と、これだけだとあんまり見る気にならないことないですか?私は当初、話題になっていながらも、展開に期待が持てずあまり見に行く気がしませんでした。まぁ確かにそれだけなら、作品賞にはノミネートされないだろうとは分かっていたんですけどね。
Junoは、口が達者(悪いとも言う)なかなーりさばさばしたギャルキャラクター。バンド仲間の同級生の子供を妊娠していまい、普通なら神妙に処置すべきこの状況も、持ち前の明るさと行動力で前向きに乗り切っていく。Adoptという結論にいたるまでの decision makingが安易と言うのはありますが、ここでそれを言い出しても始まらないので置いておくとして。他の選択肢について家族は提案はするものも、基本的には彼女の意思を尊重、サポートする方にまわります。

一方養子を望む夫婦は、子供がいないことをのぞいては、絵に描いたような理想的な生活を送っています(経済的にと言う意味で)。子供を持つと言うことに固執しすぎる妻とそうでもない夫の間には、微妙な温度差がありながらも、この縁組みの話をすすめていくことに・・・。

親友とJunoの会話、くだらないことを一生懸命議論+いかにもギャルって感じで、どのシーンもかなり笑えました。
10代の妊娠や不妊といった、扱いにくい題材をテーマにしながらも、重くならずたたかれもしないのは、やっぱり脚本の良さなんでしょうね。冒頭のシーンのアニメーションや、Junoが使うバーガーフォン (ハンバーガー型の電話!めちゃしゃべりにくい) 、妊婦ヒーロー (なぜか日本名) など思わずクスリと笑ってしまうような細かい小道具のセンスもGood。音楽の選択もなかなか良くて、ギャグのテイストもばっちり。去年見た Superbadと同じ男の子が出てるので、あの系統だったらやだなぁと思っていましたが、こちらの方が数段面白く仕上がっています。ちゃんと愛についての考察もあるしね (笑)。

最後は・・・ハッピーエンドなのかな??あんまりストーリーは大事じゃないって言う感じですかね。それでも、見た後すがすがしい気分になるのは何故でしょう。
日本での公開は6月のようです。
JUNO Official Website (音が出るので要注意)
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